マンC レアル撃破で決勝進出 昨季準決勝のリベンジ成功で一気に3冠現実味
「欧州CL・準決勝第2戦、マンチェスター・シティー4-0レアル・マドリード」(17日、マンチェスター)
第2戦の1試合が行われ、初優勝を目指すマンチェスター・シティー(イングランド)がホームで昨季覇者のレアル・マドリード(スペイン)に4-0で快勝し、2戦合計5-1で2季ぶりに決勝に進出した。13季ぶりの頂点を狙うインテル・ミラノ(イタリア)と6月10日にイスタンブールで対戦する。
悲願の欧州制覇を目指すマンチェスター・シティーが難敵を圧倒した。昨季準決勝で逆転された因縁の相手に雪辱。グアルディオラ監督は「勝負強さが足りないと批判されたが1年たって決勝にたどり着いた。本当にうれしい」と実感を込めた。
前半23分にベルナルドシルバが得意の左足で先制ゴール。同37分にも技巧派MFがこぼれ球を頭で押し込み、ボール保持率が7割を超えた前半で理想的なリードを奪った。
ハーランドは3度も決定機を止められたが、エースが不発でも終盤に2点を加える底力を発揮。グリーリッシュは「レアル・マドリードにこんな戦いができるチームは他にいない」と胸を張った。
次節にも3連覇が決まるプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドとの決勝を控えるFA杯と合わせ、3冠が一気に現実味を帯びてきた。イングランド勢として1998~99年のマンチェスターU以来となる偉業に向かって進む。