久保建英「DFをしっかり見ることができた」 今季活躍の分岐点は「最初の試合」と自己分析
「スペイン1部リーグ、レアル・ソシエダード1-0アルメリア」(23日、サンセバスチャン)
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英が、自身が決めた芸術的な決勝点について「相手DFをしっかり見ることができた」などと語った。スペイン紙マルカなどが24日までに報じている。
今季9ゴール目で勝利に導いた久保は、試合後の取材に対し「シュート練習の時はゴールの逆サイドを狙って、それほど強くなく、それ相応の力で蹴ることが多い。だけど、いつかはこういう(狙いすました)ゴールを試合で入れなければならなかった。1回目(のシュート)は相手に当たり、2回目は逆サイドへ蹴るって決めていた」とした。
また、今季の開幕当初を振り返り「自分にとって重要な瞬間の一つだったのは最初の試合。プレシーズンの試合の後、僕の名前が先発メンバーに入るかどうか疑いを持っていた。そして先発メンバーだと分かった時、ピッチで力を示さなければならないと思った。幸運にも得点を決め、僕のサッカー人生は少し変わった」と言う。
もっともチーム内での競争が激しいだけに油断するつもりはない。「僕は当初多くのミスを犯すことができなかった。なぜなら人々が僕を求めないというとラインの瀬戸際に僕はいたから。ここでは少し油断したら次の日はベンチにいる。多くの人たちがレベルの高い練習を見られないのは残念」だとしている。