レアル・マドリード、久保建英の“再獲得”を断念か 高額の契約解除金

 サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリードが、日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダード)の今夏取り戻しを事実上断念する見通しだという。スペインのスポーツ紙、アスが伝えている。

 来季レアル・マドリードのチーム方針についての記事の中で語られている。所属選手のスペイン代表FWマルコ・アセンシオがチームを去る可能性があるものの、この穴はACミランにレンタル移籍しているMFブラヒムが所属元へ復帰することで埋める方針。久保に対してレアル・マドリードは優先交渉権とレアル・ソシエダードが他社へ売却した場合の売却益の半分を得られる権利はあるものの、契約解除金は6000万ユーロ(約90億6000万円)と高額で、レアルはイングランド代表のMFジュード・ビリンガム(ドルトムント、独)とFWの獲得を優先事項にしており、余剰資金はないとみられている。

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