56歳カズ、新天地ポルトガルから帰国「素晴らしい経験できた」去就未定も残留も視野「継続も1つの選択」
サッカーのポルトガル2部リーグ、オリベイレンセの元日本代表FW三浦知良(56)が30日、今季を終えて羽田空港に帰国した。1月に入団し、3試合に出場。「56歳という年齢で、サッカー文化が根付いているポルトガル2部で、ベンチは多かったが出場できたのは感謝。素晴らしい経験ができた半年間だった」と晴れやかに語った。
現地ではピッチの状態など環境の違いもあり、「やはり慣れるのに大変でした。(今まで)感じたことない痛みを感じた。大きなケガではないが、筋肉疲労で」と炎症を起こしたことを告白。それでも常に最善の準備を尽くし「毎日集中できる環境をつくってもらった。サポーターも雰囲気も何もかも違う。サッカーに対するエネルギーや情熱がすごかった」と興奮気味に振り返った。
今後の去就については明言しなかったが、「先のことは分からないが、またオファーを待って、どこに行ったら1番サッカーに対して情熱を持っていけるか考えて選択したい」とカズ。「オリベイレンセにも慣れてきて、継続も1つの選択」と考えを明かし、「ただ、相手もあることなので(再契約は)NOと言われたらNOだし」と語った。
帰国して間もないが、すぐに再始動するといい「2、3日休んで、またすぐに堺で自主トレをする。そんなに休まないです」と笑った。