カズ 去就に言及「どこに行ったら一番情熱を持てるか」オリベイレンセ残留の可能性も

 ポルトガル2部リーグ・オリベイレンセでプレーした元日本代表FW三浦知良(56)と、ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)が30日、それぞれ羽田空港に帰国した。カズは去就について未定ながら残留する可能性も示し「どこに行ったら一番サッカーに対して情熱を持っていけるか考えて選択したい」と言及した。

 キングカズが新天地での戦いを終え、晴れやかに帰国した。1月からポルトガル2部でプレーし、3試合に出場。ゴールこそ決められなかったが、約24年ぶりに欧州サッカーに身を置いた充実の4カ月を振り返り「56歳という年齢で、サッカー文化が根付いているポルトガルで、ベンチは多かったけど試合に出場できたのは感謝。素晴らしい経験ができた」と感慨を込めた。

 現地ではピッチ状態などの環境の違いもあり故障も抱えたという。「慣れるのに大変だった。(今まで)感じたことない痛みを感じた。大きなケガではないが、筋肉疲労で」。次のチームを選ぶ上でも「この年齢になって、環境も大事だと感じた」と考えるに至ったという。

 去就については明言しなかったが、「またオファーを待って、どこに行ったら一番サッカーに情熱を持てるかを考えたい」とカズ。「オリベイレンセにも慣れてきて、継続も一つの選択」と残留の可能性にも触れつつ、「相手もあることなので(契約は)NOと言われたらNOだし」と語った。今後はすぐに大阪府内で再始動する。「2、3日休んで、すぐに堺で自主トレをする。そんなに休まないですよ」。56歳の視線は既にゴールを向いていた。

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