久保建英 改めてソシエダード残留を明言 「ここより良いクラブを見つけるのは不可能」
サッカースペイン1部リーグ、レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が改めて来季残留の意向を示し、前所属のレアル・マドリードへ戻ることはないとした。久保はスペインのラジオ局カデナ・セールのドノスティア(地方版)でファン選定のシーズンMVPに選出。3日までに、これを受けてのインタビューで明かしたもの。
「来季は100%チュリ・ウルディン(クラブの愛称)だと言ったが、その考えは変わっていないか?」との質問に「チーム再始動の日程を知っているし、安くない帰りの飛行機チケットも準備した」と回答。さらに「実際のところ、ここより良いクラブを見つけるのは不可能。それは自分が住む家を探すようなもので、一度完璧なところを見つけた後に別のものへ変わろうするのは意味のないこと」と説明した。
前所属レアル・マドリードの補強の成り行きが久保自身の去就に影響を与えるとの憶測にも「最後に彼らと話したのは僕がラ・レアル(レアル・ソシエダード)へ出て行く時。今、僕はラ・レアルの選手で(マドリードの)扉は閉じている。ただ、将来のことは分からない。10年後マドリードにいるのか、ここにいるのか、別の場所か、自分の国へ戻るか」とした。