横浜M 今季初3連勝で首位神戸に勝ち点並んだ アンデルソンロペス「目標は連覇」
「明治安田生命J1、FC東京2-3横浜M」(3日、味の素スタジアム)
横浜MはFC東京との点の取り合いを3-2で制し、連勝を3に伸ばした。終盤にマルコスジュニオールが勝ち越し点を奪い、試合のなかった首位神戸に勝ち点33で並んだ。名古屋も3連勝。C大阪に逆転勝ちし、勝ち点32。G大阪は福岡に勝って今季初の2連勝。鳥栖に敗れた横浜FCは最下位に落ちた。札幌は柏に競り勝ち、湘南は新潟と引き分けて6連敗を免れた。台風2号の影響で、神戸-川崎は中止となった。代替開催日は未定。
苦しみながらも横浜Mが今季初の3連勝で試合のなかった神戸に勝ち点で並んだ。前半、FWアンデルソンロペスがFWヤンマテウスのクロスに頭で合わせ、試合開始わずか39秒で先制点。だが、FC東京FWディエゴオリベイラの2得点で逆転を許し、前半を折り返した。
マスカット監督が「なかなかボールが保持できず、カウンターによる相手の怖さを出させてしまった」と振り返る不本意な内容。ただ後半に入り、王者が底力を見せつける。
徐々にペースを取り戻し、後半17分にはDFエドゥアルドの左からのクロスに再びアンデルソンロペスが右足で合わせて同点。これで2試合連続2ゴールと量産態勢に入った。
さらにFC東京のMF松木の退場で数的有利となり、後半44分に途中出場のFWマルコスジュニオールが決勝点を挙げる。得点ランキングで神戸の大迫に並んでトップに立つも「目標は連覇。苦しい試合を勝ち取るのはチームの力」とアンデルソンロペス。自信にあふれた表情が、自身とチームの好調さを物語った。