J1広島 MF川村が代表合流前のリーグ戦で悔しい敗戦「1本でやられてしまった」

 「明治安田生命J1、川崎1-0広島」(11日、等々力陸上競技場)

 6月の親善試合で日本代表に選ばれた広島MF川村が、代表合流前最後のリーグ戦での敗戦に悔しさをにじませた。

 前半は優勢に試合を進めながら、後半11分にカウンターから川崎MF脇坂に得点を決められて敗戦。川村は「前半から自分たちが押し込めた中で、1本でやられてしまった」と視線を落とした。

 前半10分にはMF森島のパスを受け、ペナルティーエリアの手前から左足を振り抜く強烈なシュートも相手GKに防がれた。これには「決めきったら、もっと優位に進められた。やっぱりあの1本を決めないと川崎さんは難しい」と反省しきりだ。

 12日からは国際親善試合に向けた代表合宿が始まる。「出場のチャンスがあるか分からないが、与えられた中で僕の良さを残したいと思う」と自身の成長につながるステージへ、気持ちを新たにしていた。

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