カズ 出場機会求め2クラブと交渉 オリベイレンセ、JFL鈴鹿とも会談予定 「情熱を傾けられるところを」
サッカー元日本代表FW三浦知良(56)が12日、大阪府堺市での自主トレを打ち上げた。期限付き移籍していたポルトガル2部オリベイレンセでのシーズンを終えて帰国し、5日から同地で合宿していた。新天地候補として2クラブと交渉。13日から練習参加する前所属先の日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿からもオファーを受け、同日にも鈴鹿と会談する予定も明かした。
すでにオリベイレンセから契約延長の希望も伝えられた。56歳キングの争奪戦。カズは「自分が試合に1分1秒でも長く立てるところを選択したい。目標に向かってできるように情熱を傾けられるところを選びたい。(試合は)全部出たい」と、出場機会を求めた。
10日はJリーグのC大阪-神戸戦(ヨドコウ)を観戦。親交の深いMF香川真司(34)にくぎ付けになった。「真司は僕にとって永遠の18歳。今までの経験が存分に詰まって、若い時とはまた違うサッカー感でプレーしていた」と、22歳下から大いに刺激を受けた。