MF堂安律が込めるエースナンバー「10」への決意「堂安律にしか出せない色で作る」 親善試合2戦に得点意欲「決めます」

 エルサルバドル戦に向けて調整する堂安(中央)ら
 エルサルバドル戦に向けて調整する堂安(前列右)ら
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 サッカー日本代表は13日、千葉市内で「キリンチャレンジカップ2023」(15日エルサルバドル戦=愛知・豊田スタジアム、20日ペルー戦=大阪・パナソニックスタジアム)に向けた合宿での練習を行った。この日背番号が発表され、A代表では初めて背番号10に任命されたMF堂安律(24)が、決意を語った。

 「今まで背負ってきた(南野)拓実君や(香川)真司君や中村俊輔さんとか彼らの真似ではなくて、自分、堂安律にしか出せない色で10番像を作っていきたい」

 力強く、はっきりと背負うエースナンバーへの覚悟を口にした堂安。歴代のエースとはまた違った自分らしさを求め、「もちろん代表の10番というのは特別な番号というのは認識しています。ただ、自分がいつも運がいいなと思うのが、なにかこう居心地が良くなった時に常に新しいプレッシャーがある人生。新しい壁がまた降りかかってきて、すごく幸せなサッカーキャリアだなと」と10番の重みをかみしめた。

 プレッシャーにも負けず、どこまでも自分をつらぬくつもりだ。「10番を着けたからといって何も言えない堂安律は嫌だと思うので。これからも変わらず伝えたいことは伝えたいと思いますし、こびない10番でいたい」と強気で自信に満ちあふれる。

 昨年のカタールW杯でも、ドイツ、スペイン相手に得点を奪った勝負強い男は、目前の2戦にも「(得点を)決めます」と言い切ってみせた。

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