志波総監督が部員に体罰加え辞任 強豪の東福岡高サッカー部
サッカーの全国高校選手権で3度優勝している強豪、東福岡高の志波芳則総監督が部員に体罰を加えたとして辞任していたことが14日、分かった。同校によると、5月18日にサッカー部などが利用する寮内で規則を破った部員1人の頬を平手で1回たたいたという。部員にけがはなかった。学校へ匿名で連絡があり、志波総監督が事実を認め、6月5日に辞任を申し出た。
志波総監督は監督時代の1997年度に史上初めて全国高校総体、全日本ユース選手権、全国高校選手権の3冠を達成した。同校は元日本代表DF長友佑都(FC東京)ら多くのプロ選手を輩出している。