J1神戸、リンコン2発、汰木ダメ押し弾!!大迫、武藤も投入の必勝采配でJ3長野下す 天皇杯2回戦

 後半、チーム3点目のゴールを決める神戸・汰木(右)
 後半、チーム3点目のゴールを決め喜ぶ神戸・汰木
 後半、チーム3点目のゴールを決める神戸・汰木(右)
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 「天皇杯・2回戦、神戸3-1長野」(14日、ノエビアスタジアム神戸)

 J1神戸はJ3長野を振り切った。22歳FWリンコンが2発と大暴れ。前半19分、PKを冷静にゴール右に流し込み先制。同29分、MF汰木康也のCKをゴール正面、頭で合わせて突き刺し、追加点を挙げた。

 3月、期限付き移籍していたクルゼイロ(ブラジル)から復帰。FW大迫勇也、FW武藤嘉紀ら好調な前線で出場機会は恵まれない中、ルヴァン杯などでアピールを続けた。

 前日には「チーム状態もいいし充実している。リーグ戦でもっと長く出てチームに貢献したい。もっと信頼してもらえるように」と気合を入れていた。

 神戸はリーグ戦3位に付け、前半戦を折り返し。厳しい夏場に向け、大迫らの負担軽減のためにも、リンコンの存在は大きい。

 試合は1点を返され前半2-1で終了すると後半もペースを握れない。吉田孝行監督は後半14分、大迫、武藤の2トップを投入した。

 必勝采配は実り、同18分、汰木がペナルティーエリア内で左足を振り抜き3点目。長野を突き放し金星を阻止した。

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