三笘薫 クリロナみたいな「7」になる 日本の絶対的エースへ!新背番号で「結果出す」

 試合に向けて調整する三笘(撮影・金田祐二)
 背番号「7」の代表格であるクリスティアーノ・ロナウド
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 「国際親善試合、日本代表-エルサルバドル代表」(15日、豊田スタジアム)

 サッカー日本代表は14日、愛知・豊田市内で「キリンチャレンジカップ2023」(15日・エルサルバドル戦)の前日練習を行った。小さい頃の憧れだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと同じ背番号「7」を新たに背負ったFW三笘薫(26)は、世界一を目指す日本の絶対的エースとなるべく、結果を出し続けると宣言した。

 世界最高の背中を追うべく新たな決意がにじむ。今回の2試合では、これまでの背番号「9」ではなく「7」を背負う三笘。「7番は昔から好きでしたし、それをつけられるのはすごいうれしい」と感想を口にした。

 背番号「7」の代表格といえばクリスティアーノ・ロナウド。「小さい頃は特に見ていたので、そういうスタイルはまねしていた」と特別な思いを抱く。「まだまだ得点力だったり、身体能力だったり、全部(足りない)。比べられるような選手ではない」と話す。

 だが英プレミアリーグ、ブライトンでの今季の活躍が示すように、確実にそのレベルには近づいている。絶対的エースへ「リーグ戦で結果を出し続けることで、そういう見られ方をする」といい、その思いは代表でも「結果を出すしかない」と変わることはない。

 エルサルバドル戦は川崎時代の同僚・旗手らと攻撃陣を形成。セルティックで成長した盟友に「一つ一つのプレーのクオリティーは高くなっている。刺激を受けている」とする一方で「話さなくても分かるところ、話したらすぐ分かるところもある」と息のあった連係でゴールへ迫る。

 新キャプテン・遠藤が世界一を目指すことを選手に求めたが、三笘も「どの相手にも勝てる可能性がある。そこを目指すのは普通だし、ベスト8が通過点になれば」と思いは同じだ。「存在感を出し続け、チームの勝利に貢献することが大事」。その積み重ねた先に、世界の絶対的エース・三笘薫が誕生する。

 ◆追加招集 体調不良のMF川村拓夢(23)=広島=が離脱し、MF伊藤敦樹(24)=浦和=を追加招集した。伊藤は初のA代表入り。

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