日本代表・上田 PKで代表1号!相手の一発レッドに気付かず「前半普通に11-11と思っていた」「薫くんに言われて…」

 前半、PKを決める上田(撮影・金田祐二)
 前半、PKを決め祝福される上田綺世(撮影・金田祐二)
 前半、PKに集中する上田(撮影・金田祐二)
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 「国際親善試合、日本代表6-0エルサルバドル代表」(15日、豊田スタジアム)

 1トップで先発のFW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が代表15試合目にして待望の1号を決めた。先制直後、敵陣でボールを奪取し、ドリブルでペナルティーエリア内に侵入。相手DFはファウルで止めるしかなく一発レッド。PKを奪取し、自ら右足でゴール右にねじ込んだ。

 「きょうの試合もそうだし、今までも決めるチャンスはたくさんあったのでもっともっと決めなきゃいけないのはある。とりあえずほっとしてます」と試合後は安どした。

 実は相手が一発レッドで退場し、1人少ないことに前半は気付いていなかった。「(自身が)倒れていて10人になっていたことに気付いていなかった。前半普通に11-11と思っていた。ハーフタイムで普通に薫くん(三笘)に言われて気付いた。全然知らなかった。三笘くんは(前半で)交代だったので『10人だからがんがんいってこいよ』と言われて(気付いた)」と、苦笑いした。

 得点後も最前線で激しいプレス。スピードでゴール前に迫り、何度も決定的なシュートを放った。後半6分にはこぼれ球を押し込み2得点目かと思われたが、惜しくもオフサイド判定となった。

 「オフサイドは準備不足。すごい悔しい。動き出しはゴールゲッターとして大事にしているオフサイドになるのはよくない。修正したい」と好アピールにも反省を忘れなかった。

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