FC東京 新監督にクラモフスキー氏就任発表「我々に恐れるものは何もない」20日からチームに合流

 J1のFC東京は16日、新監督にピーター・クラモフスキー氏(44)の就任が決定したと発表した。20日の練習からチームに合流する予定だ。

 オーストラリア出身のクラモフスキー氏は、オーストラリア代表のアシスタントコーチなどを歴任し、18年からの横浜Mのヘッドコーチを経て、20年に清水の監督に就任。21年から山形の監督を務めていた。

 FC東京は昨季からアルベル・プッチ・オルトネダ氏(55)が監督を務めていたが、今季は前半戦を5勝4分け8敗の成績で折り返し、順位も12位と低迷。14日に退任が発表されていた。

 クラモフスキー氏はクラブを通じて「特別なフットボールクラブの監督に就任することを光栄に、かつ誇りに思い、興奮しています。クラブの夢見る場所へ行くためには、多くのことを行わなければなりません。選手、スタッフ、そしてクラブに関わる全てのみなさまとともにハードワークし、その場所へ早く届くように全力を尽くしてまいります。ファン・サポーターのみなさまとの約束は、誰もが恐れるようなチームとなるため、全ての局面におけるプレー精度を磨き上げ、毎試合”東京が熱狂”に包まれるように戦うことです。選手たちは特別なことを達成するための、強いメンタリティを持っています。そして、我々にはスタジアムで魔法のような最高の雰囲気を作り出し、ともに歩んでくれる素晴らしいファン・サポーターがいます。これからも選手たちに熱い声援を送ってください、そして我々は常に情熱を持って戦い続けます。ともに夢を叶え、そしてクラブを成功へと導きましょう。”我々に恐れるものは何もない”」とコメントした。

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