神戸・吉田監督「違う戦術にトライ」敗退のルヴァン杯18日・横浜FC戦 日本残り3試合イニエスタの起用は「コメント控える」
J1神戸は17日、ルヴァン杯・横浜FC戦(18日・ノエスタ)に向け、神戸市西区のいぶきの森球技場で練習を行い、吉田孝行監督がオンライン取材に応じた。グループステージはすでに敗退しているものの、「われわれにとってはいろんなことを試すいい機会。戦術のこともあるし、新たな選手、リーグにつながる選手が出てくればいい」と、優勝を争うリーグ後半戦に向けた新戦術にトライする考えを示した。
消化は1試合少ないものの、リーグ前半戦最終節で敗れ首位を陥落し3位で折り返した。DF陣にケガ人が続出し、前線のFW大迫勇也、FW武藤嘉紀も開幕からフル回転しており負担軽減を担う若手の台頭は必須だ。
監督は「まずはフレッシュな選手、若い選手も出場するし、このポジションはできるかなというところを試したい。戦術も違うものもトライしたい。いつもやっているポジションを違う選手がやるとどういう風になるかと。いろんな意味でリーグにつながればいい」と説明した。
一方で7・1札幌戦(ノエスタ)が日本ラストマッチになるMFアンドレス・イニエスタ(39)の起用に関しては「コミュニケーションを取っている。コメントは控えたい」と話すにとどめた。18日の試合を含め神戸では残り3試合。6・6バルセロナ戦(国立)後は欠場が続いており、“消化試合”で出場があるのかに注目される。