森保ジャパン 右ウイング先発予定の伊東「亨梧がゴールできるよういいパスを」堅守のペルー相手「裏のスペース狙う」
サッカー日本代表は「キリンチャレンジカップ2023」のペルー戦(20日・パナソニックスタジアム吹田)を翌日に控えた19日、大阪・吹田市内で公式会見を行い、冒頭15分のみ練習を公開した。前線は古橋亨梧(セルティック)を1トップに、右ウイングにはMF伊東純也(スタッド・ランス)、左ウイングにMF三笘薫(ブライトン)が先発予定。
練習後に取材に応じた伊東は「(古橋)亨梧は大学の時から知っていて選抜とかでもやっていますし、彼がゴールを決められるようにいいパスを出せればいい」と意気込んだ。
前戦15日のエルサルバドル戦は6-0の圧勝。ライバルたちが次々とゴールする中、出番なし。「自分が入ったらというのはいろいろ考えていました。(試合に)入りたいなってずっと思っていました。ああいう時はやっぱりいろんな選手を試すチャンスだし、競争は生まれると思うので、多分ないかなと思っていた」と残念がった。
ペルーを相手に、その思いをぶつける。世界ランクも日本20位に対し、21位と互角。「南米のチームで力はある。しっかり守備を固めてくるので難しくなるけど、奪った後とかのサイドバックの裏のスペースとかは空いているっていうスカウティングもある。そういうとこは狙っていければ」と、攻略イメージを語った。
3月の親善試合ではウルグアイ、コロンビアを相手に1分け1敗。「前回の時は全然、攻撃の回数も少なかった。そういう強い相手にもっと攻撃できるようにっていうのは必要かなと思いますし、ペルーはやっぱりコロンビアとかと同じぐらい強い。しっかりチャレンジしていきたい」と、分の悪い南米打破へ意気込んだ。