堂安、日本の10番背負いパナスタ凱旋、キャプテンマークも巻き「感慨深い」2戦計10ゴール「迫力が出てきた」

 「国際親善試合、日本代表4-1ペルー代表」(20日、パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪出身のMF堂安律(フライブルク)がエース背番号「10」を背負い、パナスタに凱旋した。後半26分に途中出場。同36分、MF遠藤航(シュツットガルト)が交代した際にはキャプテンマークを引き継いだ。

 「(キャプテンマークは)森保さんの粋な計らいで。こうやってパナソニックスタジアムでキャプテンマーク巻かせてもらって感慨深いものがありました」と、かみしめた。

 エルサルバドル、ペルー戦の2試合で計10得点し2連勝。「迫力が出てきたなというのは思うし、今日のゴールなんかもほとんどショートカウンター気味。今の時代、きれいに崩して点を取るなんていうのはヨーロッパではほとんどない。そういう意味ではこういう迫力が出てきたのはいいこと」と、手応え十分に振り返った。

 3月はウルグアイ、コロンビアに1分け1敗。堂安は「Jリーグのサッカーっぽいサッカーをしている」と表し、改善を訴えた。

 反省を生かし、チームに出た「迫力」。新エースは「森保さんもいろいろ選手の意見を聞いてくれる監督で、選手と一緒にチームを作って行く監督なので、僕らの意見もディスカッションしながらくみとってくれるし、いいステップが3月よりも踏めた」と満足感を漂わせた。

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