G大阪4連勝!!宇佐美主将「鹿島に勝つのは簡単じゃない、自信にしたい」ポヤトス監督「まだ完成度は30~40%」

 鹿島に勝利し、スタンドの声援に応える宇佐美(右端)らG大阪イレブン
 前半、ヘディングでチーム2点目のゴールを決めるG大阪・ダワン(左)
 前半、先制ゴールを決め喜ぶG大阪・黒川(中央)
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 「明治安田生命J1、G大阪2-1鹿島」(24日、パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪が今季初の4連勝。直近5戦未勝利(1分け4敗)だった鹿島に2020年10月以来、勝利を挙げた。5戦ぶりに先発した元日本代表FW宇佐美貴史主将は「いつどんな時も鹿島に勝つのは簡単なことじゃない。それをしっかりチームとして成し遂げられたのは自信。Jリーグ全体からもリスペクトされているチーム。自信にしていきたい」と、大きな白星を喜んだ。

 前半は攻守に主導権を握り、鹿島を圧倒。DF黒川圭介が先制ゴールに加え、2点目もアシスト。宇佐美は「チームのベクトルをしっかり前に持って行く意思でいた。粘り強く戦うところで粘れた。後半押し込まれる時間はあったけどしっかり全員で耐えられた。チームとして相手を上回れた」と力を込めた。

 新指揮のダニエル・ポヤトス監督がボールを保持し攻守に支配的なサッカーへの改革に着手。今季は開幕から低迷し一時は最下位に沈んだが、確かな成長を示す4連勝だ。

 主将は「(監督の)サッカーが浸透している。守備のところは特に。同じビジョンを持ってやれている」と、手応え十分に語った。

 23日が45歳誕生日で白星をプレゼントされた監督は「素晴らしい試合。アグレッシブさで鹿島を上回った」と手放しで称賛。一方で、「まだ30~40%の完成度。勝利は重要だけど、ダニエル・ポヤトスが考えているサッカーはまだ達成していない。毎日の練習で積み重ねていく」と、勝利に浮かれず上だけを見据えた。

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