神戸 大迫弾&武藤2発で2位浮上 首位横浜Mと3差 武藤「結果は最高。泥くさく戦う体現できた」

 「明治安田生命J1、福岡0-3神戸」(25日、ベスト電器スタジアム)

 神戸はFW大迫勇也(33)の先制点、FW武藤嘉紀(30)の2ゴールで福岡に3-0と完勝し、2位に浮上した。首位の横浜Mより1試合消化が少なく、勝ち点は3差の36。4連敗の福岡は12位。

 雨中のアウェー戦で、神戸の誇る元日本代表2トップが福岡の堅守を破壊した。前半22分、エース大迫がハーフウエーライン付近から一気に正面突破。右サイドの武藤にボールを預けた。「戻ってくると思った」と、あうんの呼吸で折り返された高速クロスに迷わず右足を振り抜いた。

 シュートはゴール正面に突き刺さる先制弾。3試合ぶり12ゴール目で得点王争いトップと1差に迫った。早や8アシスト目の“相棒”武藤も「あの速さに対応できるDFはいない。彼の能力を知った上でのクロス」と、信頼の一撃だった。

 武藤は後半15分、同42分、ともに左足で7、8号を連発。「結果は最高。2連敗はできない。全員で泥くさく戦うことを体現できた」と胸を張った。

 前半戦最後はC大阪に敗れ、1試合消化が少ないものの首位から陥落して3位で折り返した。後半戦初戦で開幕戦と同じく福岡を完封。再進撃へ弾みをつけた。

 半分の17試合を終え、11勝は早くも昨季の勝利数に並んだ。勝ち点36とし、首位・横浜Mに3差ピタリ。昨季途中に就任した吉田孝行監督は昨季16試合、今季17試合の33試合を指揮し、合計勝ち点68。昨季優勝した横浜Mより1試合少ないペースで同勝ち点に達した。監督は「ゼロで終わるのは自分が求めているもの。我慢強く戦えた」と選手の奮闘をたたえた。

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