「サッカー通じて平和を発信」 広島市民賞の森保監督

 広島市は29日、サッカー日本代表の森保一監督(54)に2022年度の広島市民賞の表彰状と原爆ドームをデザインした記念品を贈呈した。森保監督は「長崎と広島の二つの被爆地で生活してきた。サッカーを通じて平和につながる発信ができれば」と話した。2月の授与式に参加できず、この日の贈呈となった。

 森保監督は、来年のアジア・カップでの目標を尋ねられ「優勝を目指す」と力強く語った。

 森保監督は静岡県生まれ。高校時代まで長崎市で育ち、Jリーグ・サンフレッチェ広島の選手や監督として活躍、18年から日本代表監督を務める。

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