「明治安田生命Ｊ１、横浜Ｍ４－１湘南」（２日、日産スタジアム）

　ドイツ２部キールへの移籍が決定し、この日が日本でのラストゲームとなった湘南のＦＷ町野修斗（２３）が惜別ゴールも、チームに勝利をもたらすことはできなかった。

　前半から果敢にゴールを狙うも得点を決める事はできず。３点を追う後半３０分にＰＫでゴールを決めて意地を見せる。だが、チームは大敗でリーグ戦１３試合勝利なしとなった。

　「最後に何とか悪い流れを断ち切ってドイツに行きたかったが、自分の実力不足もあって悪い流れのままチームを離れることになって申し訳ない」と悔しさをにじませた。

　何度もゴールに迫りながらも得点ができず「取り返すしかない状況で、何とか取り返そうという状況で、もう少し質が伴えば良かったが、実力不足です」反省の言葉が並んだ。

　チームは最下位に沈む中だが、「難しい状況でチーム力が求められるが、良い選手がそろっているので一丸となって。応援することしかできないが、信じたい」と後半戦残り試合での湘南の浮上を願っていた。