横浜M 4発堅首!リーグ戦6連勝 FW植中J初弾「ゴールは生き残る道」

 後半、チーム3点目のゴールを決めて喜ぶ横浜M・アンデルソンロペス
 後半、チーム4点目のゴールを決め喜ぶ横浜M・植中(左)
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 「明治安田生命J1、横浜M4-1湘南」(2日、日産スタジアム)

 首位の横浜Mが最下位の湘南を4-1で下し、6連勝で勝ち点を42に伸ばした。得点王ランキングでトップを独走するFWアンデルソンロペス(29)が2ゴールを挙げ、さらにFW植中朝日(21)のJリーグ初得点で突き放して快勝した。湘南は4連敗となり、13試合勝ちなしで勝ち点は12のまま。

 不測の事態にも決して揺らぐことはない。横浜Mが王者の貫禄を見せての快勝劇。約1年ぶりのリーグ戦6連勝で、ガッチリと首位をキープした。

 「試合前から、切り替えの多い試合にさせないために、最初から行くんだと強調した」とマスカット監督。その言葉に応える得点は前半6分。DF松原の右足を振り抜いたミドルシュートで先制。さらに前半10分にはFWアンデルソンロペスが決めて、完全に主導権を握った。

 相手は最下位の湘南。ただ、簡単な試合ではなかった。数人の選手が体調不良のためベンチから外れる事態に。好調なチームに陰りを落とすかと思われたが、新たな力がその空気を一掃させた。

 後半22分から途中出場のFW植中。2点リードの後半32分にMF水沼のシュートのこぼれ球に反応し、右足でのボレーを決めてJ1初ゴールを記録した。

 今季、J2長崎から加入した21歳の若きストライカーは出番を勝ち取ることができず、この日がリーグ戦2試合目の出場。「苦しい半年間を過ごしたが、ゴールは生き残る道。素直によかった」とゴール後はサポーターの元に駆け寄り喜びを爆発させた。

 ヒーローインタビューでは「たくさんゴールを決めるので、SNSのフォローをお願いします!」と話すと、すぐさま「500人ぐらい増えました」と笑顔で話した植中。次節は2位・名古屋との直接対決を迎えるが、連覇の道を進む王者に死角は見当たらない。

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