FW町野修斗 独2部キール移籍 新チームに溶け込む“秘策”ドイツ語で「下ネタ連発」宣言

 J1湘南からドイツ2部リーグのキールへ完全移籍するFW町野修斗(23)が3日、神奈川県平塚市で会見し、レモンガススタジアム平塚に訪れたサポーターと別れのあいさつを交わした。

 2021年に当時J2の北九州から完全移籍してきた。22年にリーグ30試合で13得点とブレークし、同年に代表デビュー。W杯カタール大会代表にも追加招集された。「湘南にいなければ海外からのオファーもなかったので感謝している」と、育ててくれたクラブへの思いを口にした。

 国際親善試合やW杯を通じて、世界基準のプレーやフィジカルの強さを知った。「レベルの差を感じたので、すぐにでも(海外に)出た方がいいんじゃないか」。代表では海外組の勧めもあって、海外移籍を決断。移籍先の監督、スカウトからの強いアプローチが決め手となった。

 もちろんドイツ2部は「通過点」と、さらなるステップアップを志す。新たなチームメートと打ち解け合う秘策?もある。「下ネタを連発する。(勉強中の)ドイツ語で習っていないので合流前に頭にたたき込みたい」。新天地での活躍へ、準備に余念がない23歳が笑いとゴールを量産する。

 ◆町野修斗(まちの・しゅうと)1999年9月30日、三重県伊賀市出身。18年に大阪・履正社高から横浜Mに加入したが、公式戦出場はなし。19年にJ3北九州に期限付き移籍し、J2昇格に貢献。20年も北九州でプレーし、21年に湘南へ移籍した。今季のリーグ戦は19試合に出場し9得点。昨年7月の東アジアE-1選手権でA代表デビュー。W杯カタール大会代表にも選出された。利き足は右。185センチ、77キロ。

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