G大阪“京阪決戦”制す 「頭で決めるのは初めて」福田の千金弾で13位浮上
「明治安田生命J1、G大阪1-0京都」(8日、パナソニックスタジアム吹田)
G大阪は京都に1-0で勝った。川崎は横浜FCに3-0で快勝。6連勝中だった首位の横浜Mは名古屋との上位対決に2-2で引き分けた。4位の浦和はFC東京と0-0で、広島-鹿島、柏-湘南は1-1でそれぞれ引き分けた。C大阪は1-2で鳥栖に逆転負けした。
G大阪は下位同士の関西勢対決を勝ち切って13位に浮上した。0-0の後半27分、MF福田が千金決勝弾。右サイドからのクロスをファーサイドに走り込み、低空ヘッドで今季初ゴールを突き刺した。
ポストを恐れず頭から飛び込む勇気はあっぱれ。「ちゅうちょなく。いっぱい脳振とうをしてきたけど頭で決めるのは初めて。うれしい」と歓喜した。
4月15日の京都戦以来3カ月ぶりの先発。「きょう結果を出さないとユニホームを着る資格はないというくらいの気持ちだった」と、崖っぷちでチャンスをものにしてみせた。
チームは1点を守り切り完封勝利。前半戦は一時、最下位に沈んものの、リーグ戦は直近6戦で5勝1分け。ポヤトス監督が目指すボールを保持し「攻守に支配的なサッカー」が浸透してきている。