本場の「ビッグロンドンダービー」を目指して-横浜Mの宮市が川崎との「BIG神奈川ダービー」への思い語る
J1横浜MのFW宮市亮(30)が10日、川崎とホームの日産スタジアムで対戦する15日の「BIG神奈川ダービー」へ向け、アーセナル時代に体験した「ロンドンダービー」のように熱い戦いで歴史を重ねていく思いを語った。
イングランドのプレミアリーグ・アーセナル時代にはトッテナムとの「ロンドンダービー」などを経験した宮市。特にチェルシーとのライバル対決は日本では「ビッグロンドンダービー」と呼ばれて注目されている。
本場の雰囲気を「海外は街も込みで、試合が始まる1週間前くらいからそういう雰囲気がある。選手以上にサポーターの熱をすごく感じたし、メディアを通してずっとそのニュースばかりだった」と振り返った。
歴史の厚みでは「ロンドンダービー」に及ばないが、近年のJ1で横浜Mと川崎は同じ地域で優勝を分け合ってきたライバル同士だ。今季はここまで川崎が9位と低迷するが、宮市は「やっぱり強いチームだと思うし、最近は本当にいいサッカーをしている。僕らもしっかり自分たちのサッカーを貫き通してガチンコでやり合いたい」と状態を上げている川崎を警戒した。
その上で「BIG神奈川ダービー」と銘打たれた直接対決へ「すごくエキサイティングなゲームになると思う。間違いなく位置づけ的には近年で優勝争うビッグクラブの2つだと思うので、プライドを持って戦いたい」と意気込んだ宮市。熱戦を積み重ね、本場に負けない日本でも屈指の好カードとなることを目指していく。