神戸・大迫 同点弾&V弾起点!日本代表・森保監督の前で見せた決定力!鳥栖を2-1振り切り横浜Mから首位奪回
「明治安田生命J1、神戸2-1鳥栖」(16日、ノエビアスタジアム神戸)
視察した日本代表の森保一監督の前で神戸のエースFW大迫勇也が決定力を見せつけた。先制された直後の後半8分、左サイドのMF佐々木大樹からのクロスをペナルティーエリア内で受ける。相手DFを背負いながら左足でゴール左上にねじ込んだ。
同点弾は2試合連発の今季14ゴール目。得点ランク1位アンデルソンロペス(横浜M)に1差接近した。
1-1の後半37分、大迫が前線でためを作り、スルーパスに走り込んだFW武藤嘉紀がゴール前に持ち込んでシュート。GKがはじいたボールをFWジェアンパトリッキが右足で決めて、逆転に成功した。
同43分には右サイドの武藤のクロスを大迫が胸でワントラップして右足ボレーで豪快にゴールネットを揺らした。2得点目と思われたが、VARでハンドと判定。惜しくも得点は取り消されたが、今季の絶好調ぶりを存分にアピールした。
2-1で鳥栖を振り切り、勝ち点43は横浜Mに並んだ。得失点差で横浜Mを上回り、1試合消化が少ないながら、首位を奪還した。
開幕・福岡戦以来の今季2ゴール目のジェアンパトリッキは「みんなの気持ちで僕のところに転がってきた。早く得点を取りたかった。チームの力になりたかった。ヴィッセルにタイトルをもたらす」と、誓った。