J1神戸 首位返り咲き 森保監督の前でエース大迫弾!代表復帰へ意欲「全員が目指すところ」

 鳥栖に勝利し、スタンドに手を振る大迫(左から3人目)ら神戸イレブン
 前半、空中で競り合う鳥栖・手塚(左)と神戸・武藤
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 「明治安田生命J1、神戸2-1鳥栖」(16日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸はFW大迫勇也(33)のゴールなどで鳥栖に2-1で逆転勝ちし、勝ち点43で並んだ横浜Mを得失点差で上回って首位に立った。

 視察した日本代表・森保一監督の前で、エース大迫が決定力を見せつけた。先制された直後の後半8分、左サイドのMF佐々木からのクロスをペナルティーエリア内で受ける。相手DFを背負いながら左足でゴール左上にねじ込んだ。

 同点弾は2試合連発の今季14ゴール目。得点ランク1位のアンデルソンロペス(横浜M)に1差と迫った。

 1-1の後半37分、勝ち越しの場面も大迫が起点となった。前線でためを作り、絶妙なスルーパス。受けたFW武藤がゴール前に持ち込みシュート。GKがはじき、最後はFWジェアンパトリッキがV弾を沈めた。

 同43分には右サイドの武藤のクロスを、大迫が胸でワントラップして右足ボレーで豪快にゴールネットを揺らした。VARでハンドと判定。惜しくも2得点目は取り消されたが、今季の絶好調ぶりを存分にアピールした。

 昨年のW杯カタール大会は、まさかの落選。屈辱を晴らす代表復帰への思いを問われ「もちろん。全員が目指すところなので」と断言。有言実行、ゴールを積み重ねている。

 鳥栖を振り切り、勝ち点43。横浜Mを得失点差で上回り、1試合消化が少ないながら首位を再奪取した。

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