なでしこジャパン 12年ぶり世界一へ5-0の好発進 FW田中美が“3度目の正直”弾、MF宮沢が2発

 後半、チーム2点目のゴールを決め笑顔の田中美(共同)
 後半、チーム2点目のゴールを決め、宮沢(右)とタッチを交わす田中美(中央)=共同
 前半、先制ゴールを決め、田中美(右)と喜ぶ宮沢(共同)
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 「女子W杯・1次リーグC組、日本代表5-0ザンビア代表」(22日、ハミルトン)

 初戦に臨むFIFAランク11位の日本は、同77位のザンビアを相手に快勝。VARで得点やPKが取り消される苦しい判定が続きながらも、得点を量産し好発進を果たした。

 直前の強化試合でドイツを破った実力国を相手に、序盤から攻めの姿勢を貫いた。前半43分MF宮沢が先制点。VARによるオフサイド判定で再三得点が取り消されたFW田中美が後半10分、“3度目の正直”でついに得点を奪うと、同17分には宮沢が2ゴール目をマーク。同26分には、長谷川のパスを受けた遠藤がダメ押し弾を沈めた。最後は後半アディショナルタイムに植木がPKを沈めて5点目を奪った。

 前回の2019年大会は、1次リーグ初戦で0-0の引き分け。1勝1分1敗で決勝トーナメントに駒を進めたが、初戦でオランダに1-2で敗れ、16強止まりだった。11年大会以来12年ぶりの世界一へ、好スタートを切った。

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