なでしこ 完勝発進 宮沢2発!息の合った動きで大量点 池田監督絶賛「高い集中力」

 ザンビアに快勝し、喜ぶ(左から)熊谷、GK山下、南ら日本イレブン(共同)
 前半、先制ゴールを決め、田中美(右)と喜ぶ宮沢(共同)
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 「女子W杯・1次リーグC組、日本代表5-0ザンビア代表」(22日、ハミルトン)

 C組初戦で日本代表「なでしこジャパン」はザンビアを5-0で退け、白星発進した。勝ち点3でスペインと並び、得失点差で日本が同組トップ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング11位の日本は宮沢ひなた(マイナビ仙台)が先制点を含む2得点と活躍。田中美南(INAC神戸)らも得点し、同77位のザンビアを突き放した。

 2011年ドイツ大会で頂点に立ち、「なでしこジャパン」の名を知らしめてから12年。世界での立ち位置が徐々に後退し、再び強豪国と肩を並べる力があるかを示す今大会の重要な初戦だった。結束したチームは5得点の大勝とこの上ない滑り出しとなり、池田監督は「本当に高い集中力でこの試合に入ってくれた」と、選手を手放しで褒めた。

 16強で散った前回の19年大会の初戦は圧倒的に攻めながら得点できず、引き分けた。今回も序盤から好機でゴールを奪えずに同じような空気になりかけたが、長谷川は「入らない焦りはなかった」と動じなかった。

 相手のサイドにスペースがあることを確認し、前半終了間際に長谷川のパスを起点に宮沢が右クロスを合わせて先制点。その後も息の合った動きで大量点につなげた。

 初戦前夜、全体ミーティング後に選手のみで集まり、11年に優勝した当時のチームの話を共有し「やっていこう」と語り合った。感極まって涙する選手もいたという。監督が強調してきた一体感をさらに高め、最高の状態で本大会を迎えた。03年大会のアルゼンチン戦で6-0の大勝を飾って以来の大量点で、幸先のいいスタートを切った。

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