マンC グアルディオラ監督「非常によいテスト」 2発のハーランドに「ベストなコンディションではない」

 後半、指示を出すマンチェスター・シティーのグアルディオラ監督(撮影・堀内翔)
 試合後、結んでいた髪を下ろすマンチェスター・シティーのハーランド(撮影・堀内翔)
 試合後、記念撮影をするマンチェスター・シティーのハーランド(中央)。左は横浜M・植中朝日、右は実藤友紀(撮影・堀内翔)
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 「Jリーグワールドチャレンジ、マンチェスター・シティー5-3横浜M」(23日、国立競技場)

 4年ぶりの開催となるJリーグワールドチャレンジでマンチェスター・シティー(イングランド)がJ1王者の横浜Mに4発で逆転勝利した。ベップ・グアルディオラ監督は「私たちにとって非常によいテストとなった。準備期間は十分ではなかったです。とても難しい試合だった。最も大事だったことはケガ人を出さなかったこと。まだまだ改善しなければいけないことはある」と振り返った。

 2-2で迎えた後半開始から23歳の“怪物”FWアーリング・ハーランドが登場。同7分にペナルティーエリア内でボールを受けると反転して左足を振り抜く勝ち越しゴールを決めた。試合終了間際には右クロスを押し込んで自身2点目を挙げた。指揮官は2発のハーランドについて「去年の今の同じ時期と比べると今年の方が体調はいいです。ケガもしていませんし、コンディションはいいです。ただ、他の選手と全く同じで、プレシーズンなのでベストなコンディションではありません。きょう2得点を挙げたというのは先シーズン最後の試合でスコアを挙げられませんでしたので、今日の得点は大きな意味を持つと思う。繰り返すがこのような試合ではリズムを取り戻すことが重要」と話した。

 プレミアリーグ、欧州チャンピオンズリーグ、イングランド協会(FA)カップとの3冠を達成したマンチェスター・シティーは前半に2失点するなどリードを許したが、DFジョン・ストーンズとFWフリアン・アルバレスのゴールでハーフタイムまでに追いついた。

 チームは後半にハーランドの2発を含む3得点でひっくり返し、リードを広げた。国立競技場に集まった観衆6万1618人を熱狂させ、最終的に5-3で勝利した。

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