なでしこJが開幕2連勝で4大会連続1次リーグ突破! W杯初ゴールの猶本「結果を残したいと思っていた。うれしい」

後半、ボールを追う植木(9、手前左)
 前半、ゴールを狙う猶本(右)
 前半、先制ゴールを決め、田中美(奥左)と喜ぶ猶本
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 「女子W杯・1次リーグC組、日本代表2-0コスタリカ代表」(26日、ダニーディン)

 女子日本代表「なでしこジャパン」が2ゴールで快勝。5-0だった初戦のザンビア戦に続き、2試合連続完封勝ちを決めた。

 初戦のザンビア戦からスタメンを4人入れ替えて臨んだなでしこ。前半25分にはW杯初スタメンとなるMF猶本光(三菱重工浦和)が、FW田中美南(INAC神戸)のパスを受け、左からペナルティーエリア内へ進入。左足を振り抜いたシュートは、相手GKの指先をかすめてゴール右隅へ決まった。

 さらに前半27分にはFW藤野あおば(日テレ東京V)が右サイドからペナルティーエリアへ切り込み、角度がない位置から右足の強烈なシュートをニアサイドにたたき込み追加点。藤野もW杯初ゴールとなった。

 試合後、池田太監督は「隙なく戦うことができた。初戦に続いて、守備陣も集中していた。奪われた後の切り替えもしっかり意識してできていた」と選手達をたたえた。W杯初ゴールをマークした猶本は「いいボールがきて、1本外していたので決められてよかった。本当にうれしかったけど、まだ1点だったので、気は抜けないと思って切り替えました。この試合で結果を残したいと思っていた。実際そうなってうれしい」と振り返った。チームとしても手応えを掴んだ一戦。「しっかり守備から入れた。ハードワークして規律を持って守備ができた。スペイン戦もありますし、1戦1戦しっかり勝ちを積み上げていきたい」と、力を込めた。

 なでしこの試合後、同組のスペインがザンビアに勝利し、日本の4大会連続での1次リーグ突破が決まった。

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