ドイツ王者バイエルンが川崎に貫禄の勝利で日本ツアーを終える DFスタニシッチがゴール

 後半、ゴールを決めるバイエルンのスタニシッチ(撮影・金田祐二)
 前半、攻め込むバイエルン・キミッヒ(撮影・金田祐二)
 前半、攻め込むバイエルン・ザネ(撮影・金田祐二)
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 「親善試合、川崎0-1バイエルン・ミュンヘン」(29日、国立競技場)

 ドイツ王者バイエルンが実力の片りんを見せた。来日直後の試合となった26日・マンチェスターC戦は1-2では惜敗したバイエルン。だが、この試合では前半から川崎ゴールへと襲いかかる。

 前半7分のCKではドイツ代表MFキミッヒのクロスにバイエルンデビュー戦の韓国代表DFキム・ミンジェが頭で合わせるもクロスバーを越える。前半39分にはドイツ代表MFザネが右からドリブルでペナルティーエリアに進入も、シュートは惜しくも相手DFにブロックされた。

 再三の好機を逃してスコアレスで前半を終了。だが、後半に入って大幅に選手を入れ替えてもバイエルンの攻勢は変わらない。後半12分にはDFスタニシッチがインターセプトから右サイドをドリブルで持ち上がり、味方とのワンツーで抜け出すと、左足のシュートを突き刺して待望の先制点を挙げた。

 その後もチャンスを作りながら追加点は奪えなかったバイエルン。それでも日本ツアーを勝利で締めくくった。

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