田嶋会長、北朝鮮やシリアとの26年W杯2次予選に「ホーム&アウェーがベース」も「臨機応変にやることを含めていい準備を」
日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(65)が30日、26年北中米W杯のアジア2次予選の組み合わせ決定について見解を示した。日本は北朝鮮、シリア、ミャンマーとマカオの勝者とのB組に入ったが、情勢不安な国でのアウェー開催がどうなるのかが注目されている。
田嶋会長は「ホーム&アウェーでやるのがベースであり、フェアだと思う。(国内に)問題を抱えている国と一緒になったが、われわれはあくまでホーム&アウェーでしっかりとできるような対応をしていかなければいけない」と話した。
一方で「相手のチームもあることなので、臨機応変にやることも含めて、いい準備をしなければいけない。決して簡単に勝てる相手ではないと思う」とさまざまな状況への対応力が必要と解いた。
シリアなどは内戦の影響から、近年では国外でホームゲームを開催している。そうしたことも踏まえた中立国開催の可能性には「相手が望むのであれば、われわれ代表チームが納得できるところであれば、それも致し方ない。シリアなどは実際にそうしてきたわけだから」との見解を示した。