デンベレがPSG入り希望 本人からバルセロナ側に意思伝達 スペイン各紙報じる
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレ(26)が、パリ・サンジェルマン(=PSG、フランス)への移籍希望を明らかにした。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙スポルトなどが1日までに伝えている。
現地報道によると、7月末に行われたレアル・マドリードとのプレシーズンマッチの試合後、デンベレ自らシャビ監督とスタッフに対し移籍希望を伝えたという。同選手はバルサでのリーグ連覇や欧州CL優勝を目標としていると公言したばかりで、少なくとも周囲にとっては寝耳に水の展開となっている。
指揮官は同選手をチーム構想の軸に据えており、全力で慰留に努める見込み。2017年に米国遠征で退団の意思を示してPSGに移り、その後何度もバルセロナへ戻りたいとアピールをしているブラジル代表FWネイマールの例を出してデンベレを説得しているものの、現状で考えを変えるまでには至っていないという。