ネイマール不出場で未勝利 PSG不完全燃焼で日本ツアー終了 最終戦もインテルに逆転負け
「親善試合、パリ・サンジェルマン1-2インテル・ミラノ」(1日、国立競技場)
昨季の欧州チャンピオンズリーグ準優勝のインテル・ミラノ(イタリア)がフランス1部リーグ王者のパリ・サンジェルマンに2-1で逆転勝ちした。5万139人の観衆が見守る中、インテルは0-1の終盤に速攻からエスポジト、センシが立て続けに得点した。パリ・サンジェルマンのブラジル代表・ネイマールに出番はなかった。
フランス王者のパリ・サンジェルマンが1勝も挙げることなく日本ツアーを終えた。開始から攻勢を仕かける展開も無得点。だが、場内のファンがベンチのエースの出場を促す「ネイマールコール」が起こり始めた後半18分だ。FWヴィティーニャが右足を振り抜き先制点を奪った。
先月28日のC大阪戦(長居)に敗れるなど勝利のないPSG。すると後半36分にインテルFWエスポジト、その2分後にMFセンシと、終盤に2失点を喫して敗戦となった。
ヴィティーニャは「これを学びとしたい」と厳しい表情。ルイス・エンリケ監督は「高い強度でプレーができていたので素晴らしい試合をした」と前を向いたが、日本のファンにとってはネイマールが不出場で未勝利と不完全燃焼のツアーだった。