米MLS移籍の吉田麻也「一年一年が勝負」 アジア杯に意欲 エ軍戦始球式で大谷から刺激
サッカーのW杯カタール大会で日本代表の主将を務め、米プロリーグMLSのギャラクシーに加入したDF吉田麻也(34)が8日、本拠地のあるロサンゼルス近郊のカーソンで記者会見し「一年一年が勝負。シーズンを通していいパフォーマンスをしたい」と抱負を語った。
6月にシャルケ(ドイツ)を退団。過去にはサウサンプトン(イングランド)やサンプドリア(イタリア)でもプレーした。「欧州を出る選択は簡単ではなかった」と言うが、来年1月に開幕するアジア・カップの代表入りへ思いが強く「欧州で(移籍が決まるのを)待つ時間が長くなればなるほどリスクも高くなる」とオファーのあった米国に新天地を求めた。
この日、吉田は米大リーグで大谷翔平が所属するエンゼルスとジャイアンツの試合で始球式を務め、歓声に笑顔で応えた。すでに米国で活躍する大谷に、「負けないように頑張りたい」と刺激を受けていた。