レアル・マドリード 守護神大けがでモロッコ代表に白羽の矢か クルトワが左ひざ前十字じん帯断裂
サッカーのベルギー代表GKティボー・クルトワ(31)が左ひざの大怪我で今季中の復帰すら難しくなったことで、レアル・マドリード(スペイン)が開幕直前にして急遽GK獲得に動き出さなければならない事態になっている。現在のところ最有力候補はモロッコ代表GKの「ボノ」ことヤシン・ブヌ(32)=セビリア=とみられている。スペインのスポーツ紙マルカなど複数メディアが11日までに伝えた。
現地報道よると、アンチェロッティ監督お気に入りGKの1人がボノ。セビリアは2000万ユーロ(約31億8000万円)での売却、レアルはレンタルでの獲得を考えており両者の考えに隔たりがあるが、補強の緊急性からレアル側が相手の要求を飲むのではとみられている。
ほかの候補としては、昨季限りでマンチェスター・ユナイテッドを退団した元スペイン代表のデ・ヘア、同じくスペイン代表経験があるケパ・アリサバラガ(チェルシー)、元フランス代表のウーゴ・ロリス(トッテナム)、コスタリカ代表でレアル所属経験のあるケイロル・ナバス(パリ・サンジェルマン)の名前が挙がっている。
クルトワは10日の練習で負傷。左ひざ前十字じん帯の断裂と診断され、すぐに手術を受けた。戦線復帰まで7~8カ月かかるとみられている。