なでしこ 宮沢の母・貴代さん「お疲れさまと言いたい。家族団らんでゆっくりさせてあげたい」地元の神奈川・南足柄市でPV

 ベスト8敗退にガックリ残念な表情をみせる宮沢ひなた選手の母・貴代さん(右)と兄・佳汰さん(撮影・三好信也)
 MF宮沢の地元・神奈川県南足柄市で開催されたパブリックビューイング
 宮沢ひなた選手を応援する母・貴代さん(右)兄・佳汰さん(撮影・三好信也)
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 「女子W杯・準々決勝、日本代表1-2スウェーデン代表」(11日、オークランド)

 日本代表MF宮沢ひなたの地元・神奈川県南足柄市でパブリックビューイングが開催され、約80人が熱い応援でなでしこジャパンにパワーを送った。

 宮沢の母・貴代さん(50)と兄・佳汰さん(27)も来場し、背番号7の宮沢のユニホームを着て応援。スウェーデンにゴールを許すと、貴代さんは「あ~」と声をあげて悔しがり、日本のMF林がゴールを奪った瞬間は手をたたいて喜んだ。

 日本は後半の逆襲も届かず、1-2で敗戦。試合終了の瞬間は会場全体がため息に包まれたが、すぐに拍手が起こり「ありがとう!」の声も飛んだ。

 4強入りはならなかったが、貴代さんは「本人もここまで来られて満足しているのでは。お疲れさまと言いたいです。本当に楽しかったです」と、大会を通じて日本代表をけん引したまな娘の活躍に笑顔。宮沢の好物は炊き込みご飯だといい「(帰ってきたら)家族だんらんでゆっくりさせてあげたい」と再会を心待ちにした。佳汰さんも「負けてしまったのは悔しいけど、ここでサッカー人生が終わりじゃないので、この負けを糧にして、また大きくなってくれたら。まずはお疲れさまと言ってあげたい」と妹をねぎらった。

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