浦和MF中島 日本復帰後初スタメンで2得点に絡む活躍 ACLプレーオフ・理文戦

 前半、ゴールを狙う浦和・中島(手前)
 前半、攻め込む浦和・中島(左)
 前半、ヘディングでチーム2点目のゴールを決める浦和・興梠(手前)
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 「ACL・プレーオフ、浦和3-0理文」(22日、埼玉スタジアム)

 ACLの本戦出場を懸けた一発勝負。6年ぶりに国内リーグへ復帰を果たした浦和のMF中島が、加入後公式戦初スタメン出場で、チームの2得点に絡む活躍を見せた。

 前半2分には中島が右サイドに走り込んできたMF大久保へパス。その大久保の折り返しをMF小泉が決めて先制。その4分後には、再び中島が右サイドを上がってきたDF酒井へパスを送ると、酒井のクロスにFW興梠が頭で合わせて2点目。起点となった中島も「難しい試合になるかもしれないと思っていたので、早い時間帯で得点が取れて楽になった」と話した。

 今年7月に浦和に加入。復帰後初出場となった6日のJ1横浜M戦(埼スタ)では後半38分からピッチへ。ただ「ぶっつけ本場みたいな感じだった」と話したが、「久々に最初から試合に出るので、頑張って試合でのコンディションを上げられるようにしようと思った、だいぶよくなってきたと思う」と徐々に状態を上げてきた。

 後半20分に、サポーターからの大きな拍手を受けながら交代。「後半も5分ぐらいで足がつった。もっと練習して頑張ります」と笑顔を見せた中島。リーグ戦での巻き返しとACL連覇へ、頼れる背番号「10」が鍵を握りそうだ。

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