バルセロナの16歳新星 スペインA代表に招集へ 試合出場ならガビの最年少記録を大幅更新
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのFWラミン・ヤマル(16)が、9月に予定されるユーロ予選に向けたスペインA代表に招集される見通しとなっている。スペインのスポーツ紙マルカなど複数メディアが24日までに伝えている。
現地報道によると、すでにスペイン連盟は同選手とその家族との話し合いの場を持ち、スペイン代表でのプレーを進言。その結果、ヤマル自身がスペイン代表としてキャリアを歩むことに決めたという。
バルセロナ郊外出身の同選手は、7月に16歳の誕生日を迎えたばかり。9月の試合に出場すれば、MFガビ(バルセロナ)が持つ同代表の最年少出場記録(17歳62日)を1年以上更新することになる。なお父親のルーツはモロッコ、母親は赤道ギネア出身とあって、モロッコ協会も同選手の“獲得”に関心を持っているとされる。
これまで年齢制限のあるスペイン代表3チームでプレーしており、U17では10試合に出場し8得点の活躍で、同ユーロでの準優勝に貢献した。また所属のバルセロナでは今季から本格的にトップチームに昇格。FWアンス・ファティ、FWフェラン・トーレスといった同国フル代表経験のある選手たちよりも多くの出場時間を得ている。