“なでしこのエース”岩渕真奈 電撃引退 Xで表明「心から感謝」 8日に記者会見
サッカー女子の元日本代表で優勝した2011年ワールドカップ(W杯)にも出場したFW岩渕真奈(30)が1日、自身のX(旧ツイッター)に「プロサッカー選手を引退することに決めました」と投稿し、現役引退を表明した。6月にイングランド女子スーパーリーグのアーセナルを退団していた。8日に東京都内で記者会見する。
日テレ東京Vの下部組織出身の岩渕は13年にドイツへ。INAC神戸でのプレーを挟んで、イングランドでも活躍した。W杯は11年から3大会連続で出場し、21年の東京五輪で10番を背負うなど長年「なでしこジャパン」のエースとしてチームをけん引したが、2大会ぶりに8強入りした7~8月のW杯は代表から外れていた。
Xでは「いつも応援してくださっている皆様へ」と題し、「『プロサッカー選手を引退する事に決めました』 この場で少しだけ伝えたい事はサッカーを通して感じた支え、声援、叱咤、激励、共闘、景色、興奮、創造 全ての事に そして関わってくださった皆様に 心から感謝しています。(中略)本当にありがとうございました」と感謝の思いをつづった。