鹿島が終了間際に追いつきドロー 岩政監督「あきらめない姿勢はチームの伝統」

 「明治安田生命J1、湘南2-2鹿島」(2日、レモンガススタジアム平塚)

 鹿島が試合終了間際に追いつき勝ち点1を手にした。

 前半からボールを握り、優位に運んだ。同8分にはMF佐野海舟が中央突破から右足を振り抜き、先制点を決めた。完全に流れをつかんだかに思えたが、ハーフタイムまでに2失点で一時逆転を許した。

 後半もゴールに迫りながら得点を奪えない時間が続いていた。だが、後半45分にペナルティエリア内での競り合いでDF植田直通がVARの末にファウルを受けたと判定されPKを獲得。同47分にMFアルトゥール・カイキがきっちり決めて2-2のドローで終えた。

 クラブ内に体調不良者が出るなどして主力も欠いたが、最善を尽くし勝ち点1を得た。順位は6位に落としたが、岩政大樹監督は「選手たちが見せてくれたあきらめない姿勢は、鹿島というクラブができあがった最初から持ち続けているチームの伝統なので、それは見せてくれた。アウェーではこういう展開で勝ち点1を取ることも大事なこと」と前向きに捉えた。

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