鎌田大地 ラツィオ初弾!王者ナポリ撃破 チーム今季初星「重要なゴールと勝利」
「イタリア1部リーグ、ナポリ1-2ラツィオ」(2日、ナポリ)
ラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)がアウェーのナポリ戦で今季加入後の初ゴールを決めた。1-1の後半7分に左足で勝ち越し点を決め、同20分に交代した。2-1で昨季王者を破り、今季3戦目で初勝利を挙げた。
鎌田が開幕から連敗していたラツィオを救った。敵地で昨季王者から奪った初ゴールが決勝点となり、チームは3戦目で初白星。「自分にとってもチームにとっても重要なゴールと勝利」と喜んだ。
1-1の後半7分、右サイドからの速攻で本領を発揮した。中央へのパスに走り込み、左に流れるようにドリブルしてペナルティーエリア内へ。左足を鋭く振り抜くと、シュートはゴール右隅に決まった。イタリア代表のベテランFWインモビレに抱き寄せられて雄たけびを上げた。
サウジアラビアのクラブに移籍したセルビア代表MFミリンコビッチサビッチの穴を埋める存在として期待される。英語でのインタビューで「彼のポジションでプレーするのでプレッシャーはある」と率直に語ったが、自らの存在価値をアピールした。