待望の最強コンビで強敵ドイツ封じる 冨安健洋「話を互いにしていた」 板倉滉「非常に楽しみ」
サッカー日本代表は6日、ドイツのウォルフスブルクで9日(日本時間10日)の同国代表との親善試合に向けて練習。ドイツとは日本が歴史的勝利を挙げた昨年のワールドカップ(W杯)1次リーグ以来の対戦となる。また、合宿2日目の5日は一部非公開で調整した。強い日差しが照りつける中、鎌田大地(27)=ラツィオ=らはパスからのシュート練習などで汗を流した。
日本代表の守備ライン中央に、待望のコンビが並びそうだ。9日のドイツ戦ではセンターバックに冨安(アーセナル)と板倉(ボルシアMG)が起用される可能性が高い。現時点で最強の布陣と言える2人が強敵を封じられるのか注目が集まる。
昨年のW杯後はDF陣の世代交代が進み、新たに守備の要として期待されるのが24歳の冨安と26歳の板倉だが、右膝手術を受けた冨安は3月と6月の活動は不参加。今回ようやくW杯以来の代表へ戻ってきた。
W杯以降の全4試合にフル出場している板倉は、ついに実現しそうな組み合わせに「非常に楽しみ」と心躍らせる。冨安も「ゆくゆくは僕と(板倉)滉君でやらないと、という話を互いにしていた。どこが相手でもクリーンシート(無失点)にこだわるのは変わらない」と言い切った。