U22日本 パレスチナに1-0で連勝 地力の差明らかな相手攻めあぐねる

 「パリ五輪1次予選兼U23アジア・カップ予選、日本1-0パレスチナ」(9日、バーレーン)

 D組は第2戦が行われ、8大会連続の五輪出場を狙うU-22日本代表はパレスチナに1-0で勝って2連勝とした。日本は前半に藤尾(町田)が得点した。12日(日本時間13日)のバーレーン戦に勝つか引き分けると、D組1位で五輪最終予選を兼ねた来年4~5月のアジア杯出場が決まる。D組のもう1試合はバーレーンがパキスタンに3-1で勝った。

 第1戦から先発10人を入れ替えた若き日本は2連勝を果たしたが、地力の差が明らかなパレスチナを攻めあぐねた辛勝だった。中盤の山本は「相手を広げ、間(を突くこと)をもう少しやれたら」と反省を口にした。高温多湿の過酷な環境ではあるが、五輪前に多くのメンバーのフル代表入りを期待する大岩監督は「タフさは絶対にA代表が上。こういうところで平気でできる選手が育たないと」と強調した。

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