長友 独撃破に驚き「トップ10も夢物語ではない」 後輩の勝利刺激に「5度目W杯」目指す
サッカー元日本代表DF長友佑都(37)=FC東京=が12日、都内で自身がホストを務めるWondery制作のポッドキャスト新番組「UNSTOPPABLE」の発表会見に出席。日本代表のドイツ戦での大勝に驚きの声を上げるとともに、FIFAランキングのベスト10入りへの期待感も示した。
カタールW杯を上回る衝撃を与えたドイツ戦での勝利。W杯で歴史的勝利に貢献した長友も「正直、結果を見てビックリした」と驚きを隠せなかったことを明かした。
W杯ではドイツに主導権を握られ、後半30分までリードを許す展開も、そこから2ゴールを挙げての逆転劇。勝利しながらも、長友は「勝ったもののドイツの強さを非常に感じた。この試合を10回やったら、勝ち越すことは難しかったというぐらい強かったので」と振り返った。
そのドイツに、しかもアウェーでの戦いで内容的にも日本が主導権を握って4-1での勝利。現在FIFAランキング20位の日本だが「トップ10に入ることも夢物語ではないと感じさせてくれる戦いをした」と話した。
この日、37歳の誕生日を迎えた長友。若手中心となっている今の代表に「これまでの歩みは間違っていないんだなと、後輩たちが再確認させてくれた。うれしかった」としながらも「あそこの舞台に自分も立ちたいと、改めて感じた」という。
トークショーでは目標を聞かれ「5回目のW杯です」と即答。40歳になる年での挑戦に「そこに照準を定めていきたい。歩みを止めたくても止められない」とあふれる思いを吐露した。
「今自分の体のコンディションを含め、一日一日若返っている感じ。これだったらいけるなと思う。W杯より明らかに今の方がいい」。マテウスやメッシと並ぶ日本人では前人未到のW杯5大会連続出場へ、鉄人の挑戦は続く。