C大阪・香川、“天敵”鹿島突破へ気合「上位戦に勝ち切る」日本代表・毎熊を称賛「素晴らしかった」

 ミニゲームなどフルメニュー調整した香川
 ミニゲームなどフルメニュー調整した香川
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 J1で4位のC大阪は13日、同6位の鹿島戦(16日・鹿カシマ)に向け大阪市内で調整し、大黒柱のMF香川真司(34)が“天敵”相手に「忍耐強く」と、今季初の4連勝に意気込んだ。

 リーグ戦の対鹿島は12試合連続勝ちなし(2分け10敗)、アウェーで5試合連続勝ちなし(2分け3敗)。MF柴崎岳も復帰し厳しい戦いを覚悟する。「アウェーで鹿島も調子がいい。細かな差が大きな差になる。小さいところにこだわって、そこがキーになる」と気を引き締めた。

 相性は悪さは関係ない。「そこを気にしたらメンタル的に受けに回る。今の自分たちの状況を続けて目の前の試合に勝つだけ。無駄な情報はいらない。自分たちにしっかり集中してやっていく必要がある」と力を込めた。

 23日にはアウェーで首位・神戸戦。5連勝まで伸ばせば、逆転Vも視界に入る。「次の試合に勝つことだけ。鹿島、ヴィッセルと上位が続く。アウェーでの2試合は本当に大きい。前半戦はそういう戦いに負けてきた。後半戦、こういう(上位との)戦いでしっかりと勝ちきりたい。その大事な1試合になる」と必勝を誓った。

 チームを勢い付けるがDF毎熊晟矢だ。初の日本代表入りし12日のトルコ戦で先発。代表デビューながら、攻守に躍動し、1アシストも記録した。

 香川も「素晴らしかった。自分の良さを出していた。いいパフォーマンス。最初にしては素晴らしかった」と、手放しで称賛した。

 小菊昭雄監督も「すごかった。感動しました。心配も吹き飛ぶくらい堂々とプレーしていた。頼もしいなと思いながら。100点満点の代表デビュー」と、声を弾ませた。

 日程的には厳しいものの鹿島戦ももちろん右サイドバックで先発を想定。「大きなけがもなく帰ってくる。移動も考えると(帰国後は)関東にとどまって調整するのか、オプションは考えます。必要な選手。鹿島戦に準備してもらいたい」と、チームに毎熊効果を期待した。

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