浦和サポ暴動問題 宮本恒靖専務理事「(調査は)終結ではない」と追加の処分対象者の可能性に言及

 日本サッカー協会(JFA)は21日、都内で理事会を開き、8月2日の天皇杯4回戦・浦和-名古屋(CSアセット港)の試合後に、一部の浦和サポーターが暴力行為などの違反行為を行った事案について、新たに複数の違反行為で4人のサポーターを無期限の入場禁止(JFA主催試合に加えJリーグ、各種連盟大会も含む日本国内で行われる全ての試合を対象とする)とする処分を確認した。

 浦和は8月3日に対象者77人への処分を発表。当初は暴力行為を確認できなかったとしたが、同16日に映像確認の結果、判明した暴力行為などの違反行為を報告。その後、JFAは継続調査によって9月1日に当該サポーター17人を無期限入場禁止、1人を5試合の入場禁止とする処分を発表していた。

 さらに19日にはJFAの規律委員会が浦和に対して、24年度天皇杯の参加資格剝奪とけん責(始末書の提出)の処分を発表した。

 JFAの宮本恒靖専務理事は「また新しく、映像などをチェックしている中で新しく4人が出てきた」と説明。今後の追加処分についても「(調査は)終結ではなく継続中。個人の特定を慎重に調査をしているし、映像を見ているということで時間がかかる」と今後も処分対象者が増える可能性も示唆した。

 また、今後の再発防止へ向けて「(現状は)無期限入場禁止が一番強いが、もっと踏み込んだ規則にしていかないといけなのかということは議論している」と厳罰化についての議論が行われていることも明かした。

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