来日遅れのトラブルに見舞われたアルゼンチン女子代表 それでもポルタノバ監督は格上なでしこJに「勝利したい」
23日の国際親善試合でサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」と対戦するアルゼンチン代表のヘルマン・ポルタノバ監督が22日、北九州スタジアムで公式会見に臨んだ。予想外の事態で来日が遅れるトラブルに見舞われたが、格上の日本相手に勝利を目指す思いを語った。
アルゼンチン代表はドイツ・フランクフルト経由で20日に来日予定だったが、アルメニア上空でアゼルバイジャンの軍事行動の影響を受けて航空機がフランクフルトに引き返す事態に。その後、デンマーク・コペンハーゲンへ移動し、21日午前に羽田へ到着。同日の練習もキャンセルとなっていた。
ポルタノバ監督は「予期せぬ遅延があった。フランクフルトに引き返して一泊したが、そこでは練習もできず。私の人生の中で一番長い旅をすることになった」と表情にも疲労感が漂った。
それでも「選手たちの状態は理想には程遠い」と現状を説明した上で「できるだけ力を尽くして頑張りたい」と意気込む。格上のなでしこジャパン相手にも「日本が展開してきているリズムに対応するのが重要。そして勝利したい」と話した。